メルカリから「不審な取引を確認したため」という通知が届き、突然の利用制限や本人確認の要求に戸惑うことがあります。
この通知は、メルカリが取引やアカウントの安全性を確認するため、サービスの利用を一時的に制限したことを示しています。
本人確認が必要かどうかは、メルカリ事務局から届いた個別メッセージの内容によって異なります。
本人確認書類の提出を求められた場合でも、提出すれば必ず制限が解除されるわけではありません。
利用制限が起きる理由、本人確認の必要性、解除までの対応方法、通知が偽物だった場合の危険性を順番に確認していきます。
メルカリの「不審な取引を確認したため」は何を意味する?
メルカリで「不審な取引を確認したため」と案内された場合、取引の安全性などについて確認が必要になり、アカウントまたは対象取引の利用が制限されていると考えられます。
ただし、この通知だけで、利用者が不正行為や規約違反を行ったと確定したわけではありません。
メルカリの公式ヘルプでは、利用制限を行う理由として、禁止行為などの検知に加え、アカウントの不正利用が疑われる場合も挙げています。
また、代理登録や複数アカウントの作成など、登録状況に関する問題によって制限されることもあります。
つまり、利用制限には複数の理由があり、「不審な取引」という文言だけで個別の原因を特定することはできません。
身に覚えがなくても利用制限されることはある?
自分では問題のある取引をした覚えがなくても、安全確認のために利用制限される可能性はあります。
メルカリは、規約違反への対応とは別に、不正利用の可能性がある場合にも利用制限を実施すると説明しているためです。
ただし、個別の利用制限について、誤判定だったのか、第三者による不正利用の疑いがあったのかを、通知だけから判断することはできません。
「AIが誤判定した」「高額商品を購入したから制限された」などと特定の原因を決めつけず、まずは公式の個別メッセージを確認することが重要です。
サイト名:メルカリ ヘルプセンター
サイトURL:https://help.jp.mercari.com/guide/articles/1331/
資料・記事タイトル:アカウントの利用制限
公開・更新日時:記載なし(確認日:2026年10月27日)
不審な取引による利用制限では本人確認が必要?
メルカリ事務局から本人確認を求められている場合は、指定された確認手続きへの対応が必要です。
一方、「不審な取引を確認したため」という通知が届いただけで、すべての利用者に本人確認書類の提出が必要になるわけではありません。
メルカリの公式ヘルプでは、必要と判断した利用者に本人確認を求めることがあり、その確認が完了するまでサービスの一部または全部を利用できない場合があると説明しています。
また、特定の取引については、本人確認書類を提出することで制限を解除できる場合があるとも案内しています。
本人確認済みでも再度確認を求められる?
すでに本人確認済みの利用者でも、別途確認を求められる可能性があります。
ここで区別したいのが、通常の「アプリでかんたん本人確認」と、利用制限に伴う個別の本人確認です。
前者は、登録者本人であることを確認するための通常の手続きで、完了するとアカウントに本人確認済みバッジが表示されます。
後者は、安全性の確認などを目的として、メルカリが個別に追加対応を求めるものです。
通常の本人確認を済ませていても、今後のすべての取引について追加確認が不要になるわけではありません。
したがって、本人確認済みバッジが表示されているのに新たな本人確認を求められた場合も、まずは事務局からの案内を確認してください。
本人確認済みアカウントが制限される理由については、関連記事「メルカリ|本人確認済みなのに利用制限はなぜ?」でも取り上げています。
どの本人確認書類を提出すればよい?
提出する書類は、メルカリが指定した本人確認方法によって異なります。
通常の「アプリでかんたん本人確認」では、アプリに表示される手順に沿って本人確認を進めます。
一方、利用制限に伴って事務局から個別に書類提出を求められた場合は、その案内に記載された対象書類と提出方法を確認する必要があります。
通常の本人確認で使用できる書類と、個別の確認で求められる書類が常に同じとは限りません。
案内に記載されていない書類を自己判断で送信したり、メールの返信に身分証の画像を添付したりすることは避けてください。
サイト名:メルカリ ヘルプセンター
サイトURL:https://help.jp.mercari.com/guide/articles/1390/
資料・記事タイトル:アプリでかんたん本人確認とは
公開・更新日時:記載なし(確認日:2026年10月27日)
利用制限を解除するにはどうすればよい?
利用制限を解除するには、メルカリ事務局から案内された確認事項に対応し、解除可能と判断される必要があります。
利用者側で制限を強制解除する操作は案内されていないため、基本的には次の順序で対応します。
- メールなどのリンクからではなく、メルカリの公式アプリを直接開きます。
- 「お知らせ」から、お知らせタブ内のメッセージ一覧を確認します。
- 「事務局から個別メッセージ」というタイトルの通知を探します。
- 本人確認や追加の説明を求められている場合は、指定された方法で対応します。
- 必要な対応を終えたら、事務局による確認結果や追加案内を待ちます。
メルカリは、利用制限の解除に必要な対応を個別メッセージで案内する場合があると説明しています。
そのため、一般的な本人確認の手続きを独自に進めるよりも、まず個別メッセージに指定された対応を確認することが優先です。
本人確認が完了すれば必ず解除される?
本人確認が完了しても、利用制限が必ず解除されるとは限りません。
メルカリの公式ヘルプでは、本人確認や詳細なヒアリングを行う利用制限について、確認後に解除すべきと判断した場合に限って制限を解除すると説明しています。
つまり、本人確認書類の提出は、利用制限解除のために求められる手続きの一つであり、解除を保証するものではありません。
確認の結果によっては、追加の説明や対応が必要になる可能性もあります。
利用制限は24時間で解除される?いつまで続く?
「不審な取引を確認したため」という通知が届いても、24時間後に必ず利用制限が解除されるわけではありません。
メルカリの公式ヘルプでは、利用制限を大きく次の3種類に分けています。
- 最大24時間程度など、あらかじめ期間が定められている制限
- 本人確認や詳細確認を行い、解除の可否を判断する制限
- 無期限の利用制限
本人確認を求められた場合は、単に一定時間が経過するだけで解除される制限とは異なる可能性があります。
「24時間以内に改めて案内」と通知された場合
個別メッセージに「24時間以内に改めてご案内」といった記載がある場合、その文言は次の案内に関するものであり、24時間以内の利用制限解除を約束するものではありません。
追加案内によって、本人確認書類の提出や利用状況の説明を求められる可能性があります。
また、通常の「アプリでかんたん本人確認」については、基本的に数時間、場合によっては数日かかると案内されていますが、これは利用制限の解除期間を示したものではありません。
本人確認の審査時間と、利用制限に関する安全確認の所要時間を混同しないようにしてください。
案内が届かない場合は問い合わせるべき?
個別メッセージで示された案内時期を過ぎても連絡がなく、利用制限が続いている場合は、公式ヘルプから問い合わせることを検討してください。
問い合わせる際には、通知された日時、表示された制限内容、本人確認書類の提出状況、現在利用できない機能などを整理して伝えると状況が明確になります。
一方、案内された期限がまだ到来しておらず、追加対応も求められていない場合は、まず次の連絡を確認するのが基本です。
本人確認の通知が偽物である可能性にも注意
「不審な取引」「利用制限」「本人確認」という言葉を使った通知は、メルカリを装ったフィッシング詐欺の可能性もあるため注意が必要です。
メルカリは、アカウントの利用制限や本人確認の強化を装い、偽サイトへ誘導するメールやSMSが確認されていると注意喚起しています。
さらに2026年10月19日には、メルカリ事務局を装ったアカウントが商品コメント欄から外部サイトへ誘導する事例についても注意を呼びかけています。
したがって、通知の文章が本物らしいという理由だけで、正規の連絡と判断してはいけません。
本人確認を進める前の注意点
メール、SMS、商品コメント、取引メッセージに記載されたURLから本人確認ページへ移動しないでください。
公式アプリを直接開き、「お知らせ」に届いている個別メッセージを確認することが重要です。
本物の案内か判断できない場合
メルカリの公式アプリ内に届いている案内を確認し、記載された手続きの内容を確認してください。
メールの送信元アドレスや表示名だけで、本物であると判断することは避けましょう。
なお、アプリ内に該当通知が見つからない場合も、それだけで全ての状況を判断せず、必要に応じて公式ヘルプから確認してください。
メルカリを装った本人確認メールの手口については「メルカリを装った本人確認のメールは危険」でも解説しています。
サイト名:メルカリ ヘルプセンター
サイトURL:https://help.jp.mercari.com/guide/articles/1043/
資料・記事タイトル:身に覚えのないまたは不審なメールが届いた
公開・更新日時:記載なし(確認日:2026年10月27日)
サイト名:メルカリびより
サイトURL:https://jp-news.mercari.com/info/55720
資料・記事タイトル:【重要】メルカリ事務局を装ったアカウントによる、商品コメント欄等でのフィッシングにご注意ください
公開・更新日時:2026年10月19日
偽サイトにログイン情報を入力してしまった場合
不審なサイトにパスワードなどを入力してしまった場合は、アカウントの不正利用を防ぐため、速やかな対応が必要です。
メルカリは、アカウントを操作できる場合の対応として、次の方法を案内しています。
- 自分以外が利用している疑いのある端末を強制的にログアウトします。
- パスワードを登録している場合は、公式アプリから変更します。
- 身に覚えのない決済履歴がないか確認します。
- 不審な決済が見つかった場合は、メルカリ事務局へ問い合わせます。
すでにアカウントへログインできなくなっている場合は、公式ヘルプから事務局へ連絡してください。
カード情報も入力してしまった場合は、カード発行会社への連絡も必要です。
サイト名:メルカリ ヘルプセンター
サイトURL:https://help.jp.mercari.com/guide/articles/1262/
資料・記事タイトル:不審なWebサイトへアクセスしてしまった場合の対処方法
公開・更新日時:記載なし(確認日:2026年10月27日)
利用制限中の取引や売上金はどうなる?
利用制限中に何ができなくなるかは、制限の対象や内容によって異なります。
メルカリの公式ヘルプでは、アカウントの利用制限中は出品・購入・コメント・いいねなどができなくなる一方、進行中の取引への対応は可能と案内しています。
ただし、特定取引の進行が制限されている場合は、その取引について個別の指示を優先する必要があります。
取引中の商品は発送してもよい?
メルカリから発送を控えるよう案内されている場合は、制限が解除されるなど、発送可能であることを確認するまで発送を控えてください。
すでに発送した商品がある場合も、自己判断で取引をキャンセルしたり、別の取引方法に変更したりせず、事務局の案内に従うことが重要です。
売上金は没収される?
「不審な取引を確認したため」と通知されたことだけで、売上金が自動的に没収されると判断することはできません。
メルカリは、無期限の利用制限となった場合でも、売上金や購入ポイントについて振込申請や払い戻しなどの案内を行うと説明しています。
ただし、実際に振込申請できる時期や必要な手続きは、個別の状況に応じて確認する必要があります。
まとめ|本人確認の要求内容と解除条件を確認しよう
メルカリから「不審な取引を確認したため」と通知された場合でも、それだけで不正行為が確定したわけではありません。
安全確認による一時的な制限の可能性がある一方、本人確認や追加の説明が必要になる場合もあります。
最初に行うべきことは、公式アプリの「事務局から個別メッセージ」を確認し、本人確認が必要かどうかを把握することです。
本人確認書類の提出を求められた場合は、指定された方法で対応し、事務局による判断を待ちます。
ただし、本人確認の完了が利用制限の解除を保証するものではなく、24時間以内の案内が約束されていても、24時間以内の解除を意味するとは限りません。
利用制限に心当たりがない場合も、メールなどに記載されたリンクから手続きせず、公式アプリで案内内容を確認してください。

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