メルカリのプロモーション商品は別出品できる?手数料と注意点を解説

メルカリ

メルカリで商品プロモーションを設定した後、手数料を抑えるために同じ商品を別出品できないかと考える方もいるでしょう。

結論からいうと、プロモーション中の商品を削除し、改めて新規出品することは可能です。

ただし、別出品にすればプロモーション利用料の5%を確実に回避できると、公式情報から断定することはできません。

また、同一商品の重複出品や繰り返しの削除・再出品には、メルカリの禁止ルールが関係します。

別出品の仕組み、手数料の扱い、規約上の注意点を、出品者と購入者の両方の立場から整理します。

メルカリでプロモーション中の商品を別出品することはできる?

プロモーションを設定した商品を削除し、同じ商品を新しく出品すること自体は可能です。

メルカリの公式ヘルプでは、商品を削除すると、その商品に設定されていたプロモーションも終了すると案内されています。

また、出品済みの商品を削除して新しく出品した場合、元の出品とは異なる新規出品として扱われます。

ただし、元の商品ページを公開停止にして再開するだけでは、別出品にはなりません。

公開を再開すると、元の商品に設定されていたプロモーションも再開する仕組みです。

プロモーションの掲載期間は開始から最大40日間で、公開停止していた日数もこの期間に含まれます。

なお、メルカリでは在庫が1点しかない商品を複数出品する行為は禁止されています。

したがって、同じ商品を1点しか所有していない場合、元の出品を残したまま別ページでも販売する方法は認められません。

[参照元]
サイト名:メルカリ ヘルプセンター
サイトURL:https://help.jp.mercari.com/guide/articles/1945/
資料・記事タイトル:商品プロモーション
公開・更新日時:記載なし(確認日:2026年10月12日)

別出品にすればプロモーション手数料の5%はかからない?

メルカリの商品プロモーション利用料は、対象となる商品が売れた際に販売価格の5%を負担する仕組みです。

通常の販売手数料10%とは別に発生するため、両方が適用されれば合計15%が差し引かれます。

一方、商品プロモーションは出品ごとに設定する機能です。

そのため、新しく出品した商品にプロモーションを設定していない場合、通常の利用料の説明上は、その新規出品自体にプロモーション利用料が発生する条件はありません。

しかし、プロモーションによって集客した購入希望者を別出品へ誘導した場合については、別の問題があります。

購入希望者を別出品へ誘導した場合の扱いは未確認

例えば、プロモーション中の商品に購入希望者がコメントし、出品者が手数料を抑える目的で新しい商品ページを用意するケースです。

実際のメルカリ出品ページにも、プロモーション手数料を理由に別出品での購入を案内する記載が見られます。

ただし、個々の出品者がその方法を利用していることと、メルカリがその方法による利用料の回避を認めていることは別です。

2026年10月12日時点で確認できる公式ガイドには、プロモーション経由で接触した購入希望者が、同じ商品の別出品を購入した場合の利用料について、明確な個別説明がありません。

  • 別出品へ移すことで、元の商品プロモーションに関連する5%の利用料を確実に回避できるかは、公式情報から確認できません。
  • プロモーション手数料を回避する目的で購入希望者を別出品へ誘導する行為についても、公式に許可されていると確認できません。一方、その行為だけで直ちに規約違反になると明示した規定も確認できていません。

したがって、単に新規出品できるという理由だけで、手数料の負担がなくなる方法として利用するのは慎重に判断すべきです。

特に、すでにプロモーションを通じて購入希望者と接触している場合は、実行前にメルカリ事務局へ適用条件を確認するのが確実です。

プロモーション利用料の計算例

販売価格が10,000円の場合、通常の販売手数料は1,000円、プロモーション利用料は500円です。

両方が適用された場合、手数料を差し引いた金額は8,500円になります。

これに対して、10,000円の取引に通常の販売手数料10%だけが適用されるなら、差し引き後は9,000円です。

いずれも送料などを差し引く前の金額です。

この500円の差は手数料の仕組みを比較した計算例であり、別出品にすることで実際に500円を節約できるという保証ではありません。

プロモーション終了後の28日ルールにも注意

メルカリの公式情報には、プロモーション利用料の発生条件について説明の違いがあります。

公式ヘルプでは、プロモーション期間中に商品が購入された場合に5%の利用料が発生すると案内されています。

一方、2026年8月5日更新のメルカリ公式記事には、購入者がプロモーション表示された商品を閲覧し、28日以内に購入した場合に利用料が発生するという説明があります。

この2つの説明の適用関係は確認できていません。したがって、元のプロモーションが終了した後の購入についても、利用料が必ず発生しないとは断定できません。

プロモーション期間と手数料の発生条件の違いについては、メルカリのプロモーション手数料はいつまで発生するのかでも詳しく整理しています。

[参照元]
サイト名:メルカリびより(公式サイト)
サイトURL:https://jp-news.mercari.com/info/46909
資料・記事タイトル:【機能強化】商品プロモーション機能で表示数が約2倍!? 期間延長&オークション出品も対象に
公開・更新日時:2025年7月28日公開・2026年8月5日更新

別出品する場合に気をつけたいメルカリの禁止行為

別出品そのものと、別出品する際の行為がルールに適合するかどうかは、分けて考える必要があります。

特に重要なのは、同一商品の重複出品と、検索結果への表示を目的とした繰り返しの再出品です。

行為公式ルール上の扱い
元の商品を削除して新規出品する再出品自体は可能。ただし、再出品の目的や繰り返しの有無に注意が必要。
在庫1点の商品を2つのページで出品する在庫数を超える同一商品の複数出品は禁止されている。
検索表示を増やす目的で削除・再出品を繰り返す迷惑行為として禁止されている。繰り返すと検索結果に表示されなくなる可能性がある。
プロモーション手数料の回避を目的に別出品へ誘導するこの行為に限定した明確な許可・禁止や利用料の取り扱いは確認できていない。

メルカリでは、一度出品を取り下げた商品を後日改めて出品する例も公式ガイドで示されています。

一方、検索結果への表示機会を増やすために同じ商品を繰り返し削除・再出品する行為は禁止されています。

つまり、再出品という操作が一律に禁止されているわけではありませんが、すべての再出品方法が認められるわけでもありません。

[参照元]
サイト名:メルカリ ヘルプセンター
サイトURL:https://help.jp.mercari.com/guide/articles/1864/
資料・記事タイトル:出品商品を検索結果へたくさん表示させる方法
公開・更新日時:記載なし(確認日:2026年10月12日)

プロモーション中の商品を通常の出品に切り替えたい場合は?

プロモーションを使わずに同じ商品を販売したい場合、元の商品を公開停止にする方法と、削除して新規出品する方法では結果が異なります。

元の商品を公開停止にするとプロモーションも一時停止しますが、その商品を再公開するとプロモーションも再開します。

一方、商品を削除すれば、その商品に設定されていたプロモーションは終了します。

削除した商品ページは復元できないため、新しく出品する場合は商品名、画像、説明文、価格、配送条件などを改めて設定する必要があります。

なお、メルカリには新しい商品を出品するとき、自動的にプロモーションを有効にする設定があります。

新規出品時に意図せずプロモーションが設定されないよう、出品画面で「利用しない」になっているか確認してください。

自動有効化の設定は、マイページの「設定>お知らせ・機能設定>機能設定」から変更できます。

ただし、新規出品をプロモーションなしにできることと、既存のプロモーション経由で生じた取引の利用料を回避できることは同じではありません。

元の商品プロモーションだけを途中で解除したい場合は、メルカリのプロモーション機能を停止・解除する方法も参考にしてください。

購入者が別出品での購入を案内された場合の注意点

出品者から「別のページに出品するので、そちらから購入してください」と案内されるケースもあります。

この場合、購入者が特に注意したいのは、新しい商品ページの内容と、誰が購入できるかという点です。

別出品された商品の内容を改めて確認する

新しい出品ページは、元の商品ページとは別の出品として扱われます。

そのため、購入前には商品画像、状態、付属品、価格、送料負担、配送方法が合意した内容と一致しているか確認してください。

また、元の出品者と新しい出品者が同じアカウントであることも確認しておくと、商品や取引相手の取り違えを防げます。

「専用出品」でも購入者が保証されるわけではない

メルカリには、特定の購入者だけが購入できる専用出品や取り置きの公式機能はありません。

商品名を「○○様専用」に変更しても、ほかの利用者が購入できない仕組みにはなっていません。

メルカリの基本ルールでは、最初に購入手続きをした人と取引を進める必要があります。

事前に別の購入希望者と約束していたことを理由に、購入済みの取引を拒否したり、キャンセルを求めたりすることは認められません。

したがって、別出品を案内された場合でも、購入できることが確約されていると考えないようにしましょう。

[参照元]
サイト名:メルカリ ヘルプセンター
サイトURL:https://help.jp.mercari.com/guide/articles/262/
資料・記事タイトル:取引マナー
公開・更新日時:記載なし(確認日:2026年10月12日)

別出品で販売するかどうかは手数料だけで判断しない

メルカリでは、プロモーション中の商品を削除して新規出品することは可能です。

しかし、すでにプロモーションで集客した購入希望者を別出品へ移す場合について、5%の利用料を確実に回避できるという公式の裏付けは確認できていません。

同一商品の重複出品や繰り返しの削除・再出品、専用出品による購入者の指定にもルール上の制約があります。

通常の再出品と、プロモーション手数料を回避するための別出品は、同じものとして判断しないことが重要です。

手数料を理由に購入希望者を別ページへ案内しようとしている場合は、その方法が認められるか、また利用料がどのように適用されるかをメルカリ事務局へ確認してから判断してください。

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