こんにちは。Hibikiです。
今回は、メルカリの怪しいアカウントについて取り上げます。
今や膨大なユーザーを抱えるメルカリですが、中には不正をはたらく利用者もいるため、あなたがいつ被害に遭っても何ら不思議ではありません。
私自身も常に怪しいユーザーを警戒しているものの、その警戒網を掻い潜って来る人間が現れるかもしれません。
今回は、怪しいアカウントの特徴や詐欺の見分け方(見極め方)について解説いたします。
メルカリの怪しいアカウント|出品者の特徴や詐欺の見分け方
怪しい出品者の場合、以下のトラブルが想定されます。
●出品物が偽物だった
●出品物が盗品だった
●商品が発送されない
これらのトラブルを未然に防ぐためにも、怪しい出品者の特徴を予め押さえておくことが大切です。
もし、あなたが取引を行おうとしている相手が以下の特徴に当てはまる場合、たとえどんなに欲しい商品であっても潔く諦めることを強くお勧めします。
(1)相場よりも極端に安く出品されている
(2)正規品であることを証明できる証拠がない
(3)評価がゼロなのに大量に商品が出品されている
(4)実物の写真がなく、それを要求しても拒否される
(5)あんしん鑑定サービスを拒否される
(6)評価が極端に悪い
相場よりも極端に安く出品されている
相場よりも極端に安く出品されている商品は偽物または盗品の可能性を疑いましょう。
通常、正規品のブランドなどはネームバリューが価格に反映されているため、定価が高価に設定されています。
しかし、ブランド品をコピーしたものはネームバリューを最初から排除できるため、正規品よりも製造コストが極端に安くなります。
例えば、正規品のブランドバッグが定価で30万円するとしたら、コピー品は2~3万円で販売しても十分に利益が確保できます。
さらに、これが盗品であれば、そもそもの原価(仕入れ値)が0円であるため、「販売価格=粗利益」となるわけです。
もちろん、出品者の中には正規品のブランドでも使い道がないから安く販売しているというケースもあるでしょう。
ただ、そのようなケースは極めて稀であるため、そうした希望的観測を持つ前にまずは詐欺を疑う癖をつけておくと護身に繋がります。
正規品であることを証明できる証拠がない
善良な出品者であれば、正規品であることを証明できるレシートや販売証明書、ギャランティーカードなども併せて出品します。
その商品が本物であることを証明できれば購入者も安心して購入することが出来るため、証拠を提示することは双方にとってメリットしかありません。
しかし、これを「しない」「できない」ということは、不正な手段やルートで入手した商品である可能性があります。
ただ、私も正規品のブランドバッグを出品していますが、購入した当初は販売する予定などなかったため、レシートは保管していませんでした。
また、私の場合はアウトレットで購入したためか、最初からギャランティーカードも付属していませんでした。
このように正規品であることを証明したくてもできない場合もあるため、これだけを以て一律に詐欺だと断定することは出来ません。
しかし、「怪しい」「詐欺かもしれない」と疑いを抱く判断基準にはなると思われます。
評価がゼロなのに大量に商品が出品されている
評価が0にも拘わらず、大量に商品が出品されている場合は要注意です。
これは手当たり次第に出品し、1件の取引が終了したらアカウントごと削除して足が付かないようにしている可能性があります。
さらに、出品されている商品が日用品ではなく、高額商品のみの場合はほぼ詐欺だと判断していいでしょう。
実物の写真がなく、それを要求しても拒否される
出品されている商品の実物写真がない場合は要注意です。
これは手元に実物がないから、実際に商品を撮影できないという可能性が考えられます。
この場合、掲載されている写真は他サイトから無断転載された画像というケースがほとんどです。
そのため、その商品名で画像検索してみて、全く同じ写真がヒットしないか調査してみるといいでしょう。
あんしん鑑定サービスを拒否される
メルカリでは「あんしん鑑定サービス」というオプションが存在しており、これを付けると、商品が購入者の元に届く前に専門業者が真贋を判定してくれます。
業者が本物と鑑定したものだけが購入者の元に届き、偽物と鑑定されたものは出品者の元に送り返されます。
そのため、このサービスを付けていない出品者に対して「あんしん鑑定サービスを付けて頂けますか?」と問いかけ、その反応によって出品者の性質を見極められます。
もしこのサービスを拒否された場合や、依頼そのものを無視されたり、依頼コメントを削除されたりした場合は詐欺を疑っていいでしょう。
評価が極端に悪い
評価が極端に悪い出品者も要注意です。
また、評価欄だけではなく必ずコメント欄もチェックするようにしましょう。
というのも、コメント欄には具体的にどの点が悪かったのかということが指摘されている場合があるからです。
メルカリの怪しいアカウント|購入者の特徴や詐欺の見分け方
怪しい購入者の場合、以下のトラブルが想定されます。
●すり替え詐欺
●不着詐欺
●言い掛かりによる不当な値引き要求
こうした購入者を回避するためには、「評価が極端に悪いかどうか」という点に着目しましょう。
また、怪しい出品者の時と同様に、必ずコメント欄もチェックするようにして下さい。
例えば、「この購入者はクレーマーです」や「不当な言い掛かりで値下げやキャンセル要求されました」というコメントが残されている場合はアカウントをブロックしてしまうのも有効です。
さらに、以下の特徴は怪しい出品者にも共通して見られるため、怪しい購入者なのかを見極めるためのポイントにして下さい。
(7)日本語が不自然
(8)外部サイトに誘導される
(9)メルカリ外での取引や決済を持ち掛けられる
これらの特徴に一つでも当てはまる購入者(出品者)であれば即ブロックしておくといいでしょう。
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