メルカリの一部返金は購入者側→出品者側でも可能?

メルカリ

こんにちは。Hibikiです。

今回は、メルカリの一部返金について取り上げます。

先日、私は初めて一部返金の処理を行って、購入者に返金を完了しました。

通常、一部返金は「出品者→購入者」というベクトルで行われますが、この逆、つまり「購入者→出品者」への返金処理は可能なのでしょうか?

メルカリ|購入者側→出品者側への一部返金は出来る?

結論からいうと、「購入者→出品者」への返金処理は基本的には出来ないと思われます。

というのも、メルカリの公式サイトでは一部返金について次のように説明されているからです。

一部返金とは、事務局を介して「出品者へ反映される販売利益の一部を購入者へ返金すること」です。

■「https://help.jp.mercari.com/guide/articles/1520/」より引用

上記の通り、一部返金は「出品者→購入者」という流れを大前提にしているのです。

そのため、「購入者→出品者」というベクトルで返金処理を行うことは、この大前提を根幹から覆す行為というわけです。

さらに、一部返金では販売利益から返金処理を行うため、購入専門でメルカリを利用しているユーザーからすれば、そもそも販売利益が立っていないことになります。

そうすると、たとえ「購入者→出品者」への一部返金が技術的に可能だったとしても、購入者側で販売利益が立っていなければ、そもそも返金できる資金が存在していないことになります。

しかし、購入者側に販売利益があれば、そこから出品者への一部返金を行ってもらうことは出来るかもしれません。

ただ、これはメルカリの公式サイトでは案内されていないため、「購入者→出品者」への一部返金が技術的に可能だったとしても、これは特例中の特例であって、問い合わせれば毎回対応してもらえるとは限らないということを肝に銘じておくべきです。

これはメルカリに限った話ではありませんが、例外を認めてしまうと、それが当たり前になってしまい、いつしか”公然の裏ワザ”として定着してしまう恐れがあります。

例えば、以前のメルカリでは理不尽に悪い評価が付けられた時、事務所に問い合わせれば、この評価を非公開にしてくれていました。

もちろん、これは公式サイトでは案内されていない非公式な裏ワザでしたが、この方法がSNSで拡散されてしまった結果、悪い評価を非公開にして欲しいという要望が増えてしまい、事務局の負担が増加する事態になりました。

こうした事態を受けて、とうとう公式サイトには「評価の変更や削除は事務局でもできない」という旨の案内が掲載されることになってしまったのです。

事務局では、お客さま間の評価が適切であるかの判断はできません。

そのため、お問い合わせをいただいても、事務局による評価の変更や削除はできません。

■「https://help.jp.mercari.com/guide/articles/283/」より引用

こうした事例が存在するため、もし「購入者→出品者」への一部返金を行ってもらったとしても、それは例外的な措置であることに注意が必要です。

どうしても購入者→出品者に一部返金した場合は?

何らかの理由により、どうしても「購入者→出品者」への一部返金を行いたい場合は出品者から振込口座を教えてもらう方法が考えられます。

これが最も手っ取り早い方法ではありますが、これを実行するためには出品者は自身の口座情報を相手に開示する必要があります。

口座情報には名義人の名前が必須であるため、この提案は拒否される可能性が高いでしょう。

お互いに匿名で返金を行う方法だと、電子マネーによる送金(返金)という手段が考えられます。

以下の記事ではPayPayを使ってお互いに匿名のままで送金(返金)する方法を解説していますので、ご参考ください。

この方法ならお互いに匿名で送金を行うことが出来るため、事務局を介せずとも一部返金を行うことが可能です。

ただ、これを実行するためには相手方も同じアプリをインストールしていることが前提となります。

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