こんにちは。Hibikiです。
今回は、メルカリの匿名配送について解説いたします。
メルカリでは複数の配送方法が用意されており、一部の配送は出品者・購入者ともに匿名でのやり取りが可能となっています。
匿名だからこそ購入するという利用者も少なくないため、匿名での取引は今や大前提となっているほど重要なのです。
ただ、匿名配送にも落とし穴があり、これを見落としてしまうと匿名での取引が出来なくなってしまうため注意が必要です。
一体、どんな時に匿名配送が無効になってしまうのでしょうか?
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メルカリで発送方法を変更しても匿名配送は可能
メルカリにおいて匿名配送が可能なのは以下の3つとなります。
(1)らくらくメルカリ便
(2)ゆうゆうメルカリ便
(3)梱包・発送たのメル便
(1)~(3)のいずれかに配送方法を設定していれば、お互いに匿名で取引することが可能です。
通常、発送方法は出品時に設定しますが、メルカリ便以外の「他の配送方法」(※①)を選択することも出来ます。
他の配送方法には「未定」や「ゆうメール」「レターパック」「クロネコヤマト」などがあります。
この場合、商品が実際に売れた後に発送方法を選択することになりますが、発送の手続きに入る前に(1)および(2)を選択すれば匿名配送が可能となります。(※②)
(3)梱包・発送たのメル便を利用するには取引開始前から設定しておく必要があります。
以前の仕様では出品時にメルカリ便に設定しておかないと、取引開始後にメルカリ便に変更しても匿名配送は利用できませんでした。
購入後にメルカリ便以外→メルカリ便に配送方法を変更しても匿名配送になることはありません。
伝票に住所情報が記載されます。
出品時点で「ゆうゆうメルカリ便」「らくらくメルカリ便」「梱包・発送たのメル便」のいずれかにしないと匿名配送にはなりません。
■「https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12226720432」より引用
ただ、2025年7月現在、この仕様は改善されており、後からメルカリ便に変更したとしても匿名での配送が可能になりました。
取引開始後、他の配送方法からメルカリ便へ変更した場合でも、匿名配送が適用されます。
■「https://help.jp.mercari.com/guide/articles/147/」より引用
しかし、他の配送方法からメルカリ便に変更するためには「送料込み(出品者負担)」であることが必須となっています。
これが着払い(購入者負担)になっていると、途中からメルカリ便に変更することが出来ません。
途中からメルカリ便(匿名配送)に変更する場合の注意点
途中からメルカリ便に変更すれば、匿名配送を行うことが可能です。
しかし、あなたが購入者である場合、完全に匿名で取引できない可能性があります。
実は、他の配送方法からメルカリ便に切り替えるまでの間、出品者の取引画面には購入者の個人情報が表示されているからです。
取引開始時に他の配送方法を選択している場合、その期間は出品者の取引画面に購入者の配送先情報(氏名、住所、電話番号)は表示されています。
■「https://help.jp.mercari.com/guide/articles/139/」より引用
ただ、メルカリ便に切り替えることで、購入者の個人情報は表示されなくなり、また、配送伝票にもお互いの個人情報は記載されなくなります。
しかし、メルカリ便に切り替えるまでの間は購入者の個人情報が出品者の取引画面に表示されているため、完全に匿名で取引できるとは言い難いでしょう。
もし完全匿名での取引を希望するのであれば、最初から「メルカリ便」もしくは「梱包・発送たのメル便」に設定されている商品を購入するようにしましょう。
または、購入前にコメント欄から出品者と連絡と取り、上記いずれかの配送方法に変更してもらってから購入するようにして下さい。
なお、配送方法が「未定」に設定されている場合も出品者の取引画面には購入者の個人情報が表示されてしまうため、注意が必要です。
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