こんにちは。Hibikiです。
今回は、メルカリの「いいね」機能について解説いたします。
出品者の方であれば「いいねは沢山つくけど、なかなか売れない」という状況に遭遇したことがあるのではないしょうか?
「いいね」が沢山つけば直ぐに売れそうなものですが、なぜこのような状況になってしまうのでしょうか?
今回は、「いいね」の持つ意味や「いいね」が付いても売れない理由を考察してみました。
メルカリのいいねに意味はない
商品を出品すると少なからず「いいね」が集まるため、出品者としては「もうすぐ売れるかも?」と淡い期待を抱いてしまうでしょう。
しかし、そうした期待に反して、直ぐに商品が売れないという現実に直面することに頭を抱えることになります。
こうした理想と現実のギャップに悩んでいる出品者は多いわけですが、その理由は「いいねに過度な期待を抱いている」ということが原因です。
このようなジレンマから解放されるためには、「メルカリのいいねに意味などない」という認識を持つことが大切です。
これを言うと驚かれる方が大半だと思われますが、現実に商品がなかなか売れないという事実がある以上、このように認識を改める必要性はゼロではないはずです。
「いいねを付ける=購入意思がある」というのは出品者の勝手な解釈であって、誤解を恐れずに言えば奢りとすら言えるかもしれません。
私は購入者という立場でもメルカリを利用していますが、商品に「いいね」を付ける時は以下のケースがありました。
①ブックマークとして使用している
②価格や品質に納得していない
③値下げ待ち
④懸念点がある
⑤他の商品と比較検討している
①ブックマークとして使用している
メルカリには日々膨大な商品が出品されているため、少しでも時間が経過しただけで、目当ての商品が他の商品で埋もれてしまうことがあります。
特に、出品者の方が適切なキーワードで商品を説明していないと、こちらが検索したキーワードで商品がヒットしないという事態も起こってしまいます。
そのため、後で見返すために「とりあえずいいねを付けている」というケースです。
この場合、ユーザーは「いいね」を目印機能(ブックマーク)として使用しているということになります。
②価格に納得していない
購入意思はあるが、商品の価格に納得していない場合、とりあえず「いいね」をするケースがあります。
これは単純に価格が相場よりも高いというケースも考えられますが、価格自体は相場だが、価格と品質が見合っていないという可能性もあり得ます。
例えば、使い古されて傷や汚れがある服にも拘わらず、美品レベルの相場価格で出品されている場合などです。
この場合、品質に見合う価格にまで下げればすぐに売れる可能性があります。
③値下げ待ち
商品の品質に問題はないものの、価格が高いと感じている方は値下げ待ちの目的で「いいね」を使用します。
少しでも安く買いたいというのはどのユーザーにも共通して言えることですが、この中に転売ヤーが紛れ込んでいる可能性も十分に考えられます。
彼らの多くは相場よりも異常に安く買い叩くため、非常識な値段交渉が来たら、そうしたユーザーはブロックしてしまうのもいいでしょう。
④懸念点がある
商品の説明文や写真が極端に少ないために、ユーザーに懸念を抱かせてしまっている可能性があります。
例えば、洋服を出品しているのにも拘わらず、サイズを表記していない場合などです。
また、サイズのタグは写真に撮っているものの、サイズの実寸を記載していない場合、ユーザーはその服が自分のサイズに合っているのかどうかの判断を下せません。
このような状況下で買え控えが起こるというわけです。
私はメルカリでよく服を購入するのですが、説明や写真が明らかに足りていない出品者は多い印象です。
例えば、地肌に触れやすい襟や袖部分は汚れやすいのに、この部分の写真が掲載されていないというパターンをよく見かけます。
購入者の立場からすると、汚れの有無は購入行動を左右する重要な要因なので、この部位の写真や説明がない場合は購入をためらってしまうのが正直なところです。
そのため、ユーザーに懸念を抱かせてしまう恐れがある要素は最初から潰しておくと商品も売れやすくなるはずです。
⑤他の商品と比較検討している
他にも欲しい商品があるため、その商品と比較検討している場合があります。
ただ、比較検討した上でライバルの商品が売れてしまった場合、あなたの商品に付けられた「いいね」を消してくれるとは限りません。
そうすると、あなたの商品には「いいね」だけが残されてしまうことになります。
なぜ?いいねが多いと売れない理由
メルカリを利用していると、「いいね」が大量に集まっている商品を目にすることがあります。
ただ、そうした商品に共通していることは「売れていない」ということです。
一見すると「いいねが多い=魅力的」と思えてしまいますが、実態としては「いいねが付けば付くほど売れにくくなる」という傾向があります。
恐らく、これはユーザーが「いいねが多いのに売れていないのは理由があるのでは?」と疑心暗鬼になってしまっていると思われます。
例えば、「相場よりも高いのではないか?」とか「どこかに欠陥があるのではないか?」という疑いです。
魅力的かつ適正な価格であればすぐに売れてしまうはずの商品が、実際には売れずに残っているという現状を目の当たりにした時、人は「何か裏がある」と勘ぐってしまい、それが購入を妨げていると考えられます。
こうした場合は商品を一旦削除して再出品するといいかもしれません。
これは私個人のケースですが、「いいね」が10個以上ついてしまった場合は商品を削除して再出品することにしています。
ただ、削除する前に一度値下げをしてみてユーザーの反応を見ることにしています。
もし値下げしても商品が売れなければ、「いいね」を付けたユーザーは購入意思がないものと判断して再出品を実行します。
再出品によって、その直後に売れたケースも実際にあるため、「いいね」が多く付いてしまった方はこの方法を試してみて下さい。
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