メルカリ|本人確認済みなのに利用制限はなぜ?

メルカリ

こんにちは。Hibikiです。

今回は、メルカリの本人確認について取り上げます。

私は2025年11月に本人確認を完了させましたが、中には本人確認済にも拘わらず、利用制限をかけられてしまったという報告があるのです。

一般的に考えれば、本人確認を完了していないアカウントに利用制限がかけられそうなものですが、一体なぜ、本人確認済のアカウントにも利用制限がかけれてしまうのでしょうか?

メルカリ|本人確認済みなのに利用制限はなぜ?

メルカリで利用制限がかけられてしまう理由としては以下のように説明されています。

法令に反するものや、社会情勢を鑑みたものなど、様々な背景からこのルールは成り立っています。

これらの違反行為を検知した際に、そのアカウントに対し利用制限の措置をとることがあります。

利用開始時の登録内容によっては、取引をしていない段階でも利用制限がかかることがあります(代理登録、複数アカウントの作成など)。

■「https://help.jp.mercari.com/guide/articles/1331/」より引用

上記の通り、利用制限がかかってしまうのは何かしらの規約違反に抵触していると判断されたからだと考えられます。

事業者(業者)であることが原因?

メルカリを事業者(業者)として利用しているアカウントは要注意です。

というのも、本人確認済のアカウントが利用制限をかけられたという報告をしているSNSユーザーは事業者が多かったのです。

一例として以下のアカウントをご紹介します。

https://twitter.com/z002tjBIDkGx6ng/status/1502605537325723650

このユーザーのプロフィール欄をみると、古着の卸業を営んでおり、メルカリでの取引回数(評価数)は8,000を超えているとのこと。

本来、メルカリは不用品を売買するアプリであるため、事業としての利用は想定されていません。

これまでは事業としての利用は黙認されているのが実情でしたが、2025年10月に規約の改定があり、これ以降、事業としてメルカリを利用する場合にはメルカリShopsへの登録が必須となっています。

もちろん、規約が改訂される以前でも、利用者から通報が複数寄せられれば、メルカリ事務局としても定期的に本人確認を行わざるを得なくなるはずです。

無在庫転売が原因

メルカリを事業として利用しているユーザーの中には無在庫転売を行っているケースがあります。

無在庫転売とは、手元に商品がないにも拘わらず商品を出品し、その商品が売れてから商品を仕入れて販売するという手法です。

商品が売れてから仕入れを行うため、出品者としては仕入れのリスクをゼロにすることが出来ます。

しかし、これは出品者にとってのメリットであり、購入者にとっては何ら利益はありません。

それどころか、無在庫転売の商品は定価に加えて出品者の利益が余計に上乗せされているため、購入者は割高の商品を購入させられることになります。

また、手元にない商品を販売することから、予期せぬトラブルに発展する可能性が多分にあるため、無在庫転売はメルカリに限らず全てのフリマアプリで禁止されているのです。

いくら本人確認が完了しているアカウントでも無在庫転売を疑われてしまえば、再度本人確認が行われることになります。

例えば、以下の事例では無在庫転売などの不正が疑われたため、再度本人確認を要求されたようです。

メルカリから送信されたメッセージを見ると、利用制限がかけられた理由について以下のように説明されていました。

お客さまのご利用状況、商品到着時の状況から、手元にない商品を利用した不正な取引である可能性があると判断し、利用制限の措置をおこないました。

上記の通り、このユーザーは無在庫転売を疑われたことで、本人確認済のアカウントにも拘わらず利用制限をかけられてしまったのです。

ただ、本人確認済であろうとなかろうと、無在庫転売は明確な規約違反であるため、本人確認済であることを理由に利用制限が免責されることはありません。

固定のIPアドレスが原因?

利用制限がかけられてしまう理由としては、規約違反に抵触している可能性が最も考えられます。

しかし、メルカリのシステムも完璧ではないため、利用者に何も落ち度がない場合でも利用制限がかけられてしまうことがあるようです。

例えば、固定のIPアドレスを使っていたところ、これが原因で利用制限をかけられた可能性が指摘されていました。

もちろん、これはユーザー側の推測なので、本当に固定IPアドレスが利用制限の原因なのかは分かりません。

ただ、このユーザーが友人を自宅に招いて、固定IPアドレスのWi-Fiに接続させたところ、友人も同じく利用制限がかけられてしまったとのこと。

そのため、固定のIPアドレスを利用していたことが利用制限の原因だった可能性は完全には否定できないでしょう。

AIの誤判定が原因?

AIの誤判定によって利用制限がかけられたと思われる報告も上がっていました。

実は、これと似たような事例が他にも確認されており、あるブログでは利用制限の理由について以下のような説明を受けたようです。

半日後くらいに再度メッセージが届きましたが、それには『複数の類似のアカウントがあるため利用制限をしています。再度の本人確認と数問の質問に答えてください』と書いてありました。

■「https://ameblo.jp/kazumama02/entry-12913949930.html」より引用

上記の通り、このユーザーが利用制限をかけられた理由は「複数の類似アカウントの存在」でした。

恐らく、複数アカウントを疑われたのか、このユーザーのアクションが不正アカウントのアクションと類似していたと思われます。

この場合、AIが無関係のアカウントも不正アカウントとして誤判定してしまったため、利用制限がかけられてしまったと思われます。

ただ、本当に不正をしていなければ、本人確認を再度行うことで利用制限は直ぐに解除してもらえるはずです。

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