メルカリ|一部返金の相場はいくら?拒否する場合は?

メルカリ

こんにちは。Hibikiです。

今回は、メルカリの一部返金について取り上げます。

先日、出品した商品に不備があったため、購入者と同意した上で一部返金の申請を行いました。

私のケースでは購入者が話の分かる方だったので、こちらの提案を快く受け入れて下さり、取引完了まで問題なく進行できました。

今回は、一部返金の相場やこれを拒否する場合について解説いたします。

メルカリで一部返金する場合の相場はいくら?

初めて一部返金する場合、出品者としては返金額の相場が気になるのではないでしょうか?

ただ、返金額はケースバイケースであるため、相場というものは存在していないのが現状です。

例えば、説明文に記載のない傷や汚れが発見されたとしても、ダメージの度合いによって返金額は変動します。

そのため、返金額の相場というのもは存在しないというわけです。

しかし、返金額はケースバイケースといえど、一応の目安として商品価格の10%程度を想定しておくといいかもしれません。

もちろん、これは絶対値ではなく、あくまでも目安の一つなので、ダメージの度合いや購入者との交渉次第で加減して下さい。

私のケースでいえば、商品価格の50%を返金しました。

私が出品していたのはブランド物のジャケットで、当初は12,000円で販売していました。

これをある購入者が即購入してくれたので、発送前に改めて検品したところ、右腕の後ろ部分に穴が確認されたのです。

穴の程度は5mm程度でしたが、服好きの方からすれば、いくら中古といえど可能な限り美品を購入したいと考えるはずです。

そのため、私は一度取引キャンセルを申し出ました。

ただ、人によっては「値引きしてもらえるなら購入したい」と考える場合もあるため、取引キャンセルと同時に一部返金の申し出も行いました。

先ほど、私は返金額の相場として商品価格の10%を一応の目安として紹介しましたが、それでも半額(6,000円)の返金を提案した理由がこちらです。

●その商品は1年以上も売れずにいた

●このタイミングを逃すと、次にいつ売れるか分からない

●穴の開いたジャケットが返品されても私自身が着ることはない

上記の通り、今回のケースでは「売り切る」というよりも「処分する」という意味合いが強かったのです。

予期せぬ傷(穴)がなければ、ここまで値引きして売却することはなかったかもしれません。

しかし、変に完璧主義の私としては、たとえ5mm程度の穴でも、その穴が存在することで既に完璧な状態ではなくなってしまったため、直ぐにでも処分したいという気持ちが強かったわけです。

こうした心情もあり、私から半額での取引を提案しましたが、購入者がこれに快く同意してくれたので問題なく返金処理が終わり、取引自体も遅延なく完了することが出来ました。

ただ、いくら早く処分したいと言っても、半額以上の値引きを要求されていたら拒否していたと思います。

返金額の相場というものが明確に存在していない以上、いくら返金するのかは「出品者・購入者の心情」や「ダメージの度合い」などを総合的に考慮して決定することになります。

一部返金については出品者および購入者双方で合意する必要があるため、購入者からの返金額に納得がいかなければ無理に承諾することはありません。

確かに商品の不備があったことは出品者の責任ではありますが、だからといって、購入者の言い分を全て受け入れる必要はありません。

また、利用者の中には悪質なユーザーも存在するため、後から言い掛かりをつけて一部返金を要求してくるパターンもあります。

もし購入者から商品の不備が指摘され一部返金を要求された場合は、必ず不備がある箇所を写真で撮影し、それを取引メッセージで送ってもらうようにして下さい。

本当に不備があった場合なら、購入者はこれを拒否する理由がありません。

もし購入者がこれを拒否するようであれば、商品に不備はなく、返金(値引き)目的で言い掛かりをつけている可能性を考えましょう。

一部返金を拒否したい場合は?

「商品に不備がない」もしくは「許容範囲」であると判断した場合、出品者は一部返金の申し出を拒否することも出来ます。

その場合は毅然とした態度で、しかし丁寧な口調で一部返金の申し出を断りましょう。

その際は以下のようなメッセージを送るといいかもしれません。

〇〇様

この度はご心配をおかけしまして申し訳ありません。

さて、〇〇様からご指摘いただきました商品の不備についてですが、私が発送前に検品したところ、ご指摘いただいた不備はありませんでした。

また、何らかの事情により不備が生じてしまったとしても、商品の機能や美観を著しく損ねるものではないため、何卒ご容赦くださいますようお願い申し上げます。

この度は一部返金のご提案を頂きましたが、上記理由にて、こちらとしては対応できかねますことをご理解頂ければ幸いです。

もちろん、これは本当に不備がなかった場合や、その不備が許容範囲内だった場合に限ります。

これに相手が納得すれば、一部返金を行わずに取引が終了することになります。

ただ、相手方が納得しない場合はメルカリ事務局に問い合わせを行い、判断を仰ぐことになるはずです。

こうしたケースでは往々にして揉めるため、話し合いが平行線のままであれば、いっそのこと取引自体をキャンセルしてしまうのも有効かもしれません。

https://twitter.com/scarecrow762/status/1765251348004810819

しかし、メルカリ事務局としてはどちらが真実を述べているのか判断できない立場なので、場合によっては納得のいかない結末になることも十分に想定しておく必要があります。

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