こんにちは。Hibikiです。
今回は、メルカリにおける取引完了後(評価後)の一部返金について取り上げます。
先日、初めて一部返金を行うことになりましたが、これは取引完了前(評価前)だったため、メルカリ事務局のサポートをスムーズに受けられました。
ただ、問題となるのは受取評価後に返金する事態が発生した場合です。
この場合、返金申請は受理されるのでしょうか?
メルカリ|取引完了後(評価後)でも返金や返品には応じるべき?
メルカリの公式サイトによると、一度取引完了してしまうと、事務局のサポートが困難になってしまいます。
そのため、もし商品に不備があった場合、受取評価をしないことが絶対のルールです。
しかし、検品時は問題がなくても後日問題が発覚する可能性もゼロではありません。
この場合、まずは取引メッセージから「全額返金(=返品)」または「一部返金」の申し出を行って下さい。
購入者からこれらの申し出を受けた出品者はこれに応じるか否かを判断します。
ルール上、既に取引は完了しているため、出品者が返金(返品)に応じる義務はありません。
実際のところ、ほとんど出品者は受取評価後の返金(返品)には応じないでしょう。
ただ、当事者間で問題が解決しなかった場合、取引完了後でも事務局から返金(返品)を打診する連絡が来ると思われます。
もし本当に商品に問題がなかったとすれば、返金(返品)に応じる必要はありません。
しかし、自身に非があることが明らかな場合に限っては、たとえ受取評価後でも返金(返品)には応じた方がいいでしょう。
そうしないと、出品者が何かしらのペナルティーを受ける可能性があるからです。
受取評価後の一部返金の方法は?
受取評価後に一部を返金する場合、まずは取引メッセージにて購入者と話し合い、返金の方法を取り決めます。
一部返金の方法としては以下のケースが想定されます。
●売上金(残高)からの返金
●銀行振込による返金
●電子マネーによる返金
売上金(残高)からの返金
売上金(残高)からの返金についてはメルカリ側の処理が必要であるため、この方法で一部返金するにはメルカリにその旨を連絡する必要があります。
その後、メルカリが出品者の売上金(残高)から購入者のアカウントに返金する形となります。
銀行振込による返金
購入者の振込み先の銀行口座を教えてもらい、そこに返金額を振り込みます。
しかし、銀行口座は個人情報となるため、これを相手方に教えることに抵抗感を抱く方は少なくありません。
また、振込み元(出品者)も相手方の利用明細に名前が表示されてしまうことから、この方法は出品者にとっても一定のリスクがあります。
この方法での返金は非常に簡単ではありますが、出品者は自身の名前が、購入者は自身の名前と銀行口座が特定されてしまうことになります。
電子マネーによる返金
電子マネーの送金システムでは、お互いの個人情報を明かさずにお金の送金を行えるものがあります。
例えば、PayPayであれば、個人間の送金・受取に関して複数の手段が用意されています。
PayPayを使って一部返金する場合、[受け取りリンク(URL)]がお勧めです。
[受け取りリンク(URL)]の作成手順については割愛しますので、公式サイトの説明や動画をご確認ください。(※①)
●https://paypay.ne.jp/guide/send/
この手順で生成されたURLをメルカリの取引メッセージにコピペし、それを購入者に開いてもらいます。
こうすることで、購入者に送金が行われ、一部返金が可能になるというわけです。
事務局によって補填されるケースあり
本来であれば、取引完了後の返金についてはメルカリのサポート外であるため、積極的な介入は期待できないと覚悟しておくべきです。
しかし、どうしても当事者同士での解決が困難だと判断された場合、事務局による損失額の補填が行われる場合があります。
例えば、Twitter(X)では次のような報告がなされていました。
メルカリ事務局からすぐに連絡があり、商品を返送したら、すぐに返金してもらえました。メルカリの対応もすごく早かったです。評価後でも商品に問題があれば返金してもらえるというの知れてよかった。 pic.twitter.com/VS82rsrhAl
— セナ@USCPA (@senaiken) July 9, 2025
ただ、これはレアケースなので、常に事務局からのサポートを受けられるわけではないということを肝に銘じておく必要があります。
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