こんにちは。Hibikiです。
今回は、メルカリの「一部返金」について取り上げます。
メルカリでは商品に何らかの問題があった場合、取引そのものをキャンセルするだけではなく、商品代金の一部を購入者に返金するシステムも用意されているのです。
私はこの一部返金のシステムは知っていましたが、これまで使うことはありませんでした。
しかし、先日、購入された商品に不備が見つかり、購入者に対して一部返金の対応をすることになりました。
今回は、一部返金のやり方について解説いたします。
メルカリで一部返金する際の注意点
メルカリで一部返金する前に、出品者および購入者の双方で以下の3点に予め合意しておく必要があります。
(1)一部返金~取引完了までメルカリが代行して行う
(2)出品者および購入者はお互いに評価できない
(3)取引完了後、取引メッセージは利用不可になる
■「https://help.jp.mercari.com/guide/articles/1520/」参照
上記の通り、一部返金の申請を行うと、当該取引は全てメルカリが代行して行います。
そのため、メルカリによって取引が完了になると、出品者および購入者がお互いに評価が出来なくなり、また、取引メッセージも閉鎖されてしまいます。
つまり、一部返金後に何らかの問題が新たに発覚したとしても、この件については出品者・購入者双方がタッチすることが出来なくなるというわけです。
一部返金の申請をする際に(1)~(3)についてお互いに合意していなければならない理由がここにあります。
さらに、以下の2点も満たしていることが必須となります。
・「半額返金」や「〇%引き」という曖昧な表現では後にトラブルになるため不可
●返金額>販売利益であること
特に注意が必要なのは「返金額>販売利益」です。
これは当然の話ではありますが、販売利益を超えて返金することは出来ません。
例えば、12,000円の商品が売れたケースを以下に想定します。
[商品価格]12,000円
[販売手数料10%]1,200円
[送料]800円
[販売利益]10,000円
このケースで一部返金する場合、販売利益の10,000円を超えないように返金しなければなりません。
もし11,000円を返金したい場合は販売利益を超えてしまっているため、この場合は取引自体をキャンセルするほかないのです。
一部返金のやり方は?
一部返金を申請する際には下記URLから行って下さい。
●https://help.jp.mercari.com/inquiry/800/
このページでは「お問い合わせ項目」および「申請内容」が既にデフォルトで固定されているので、これ以外の必須項目を入力することになります。
まず「申請する取引」をクリックし、一部返金を申請する取引を選択します。
その後、「返金額」の項目に返金する金額を入力します。
最後に確認事項として「返金額の合意」「返金額の上限」「事務局での取引代行処理」の項目に☑を入れ、最下部にある「送信」を押下します。
これにより一部返金の送信が完了となります。
申請がメルカリ側で受理されれば、数日から1週間程度で購入者の元に返金されるはずです。
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