メルカリで横取りされた→キャンセルはペナルティ!対策は?

メルカリ

こんにちは。Hibikiです。

今回は、メルカリの横取り問題を取り上げます。

メルカリを利用していると「〇〇様専用」と記載された出品をよく見かけます。

これは専用出品と呼ばれ、今ではメルカリの文化として定着しています。

もし専用出品を横取りした・された場合、出品者および購入者それぞれに何らかのペナルティはあるのでしょうか?

今回は、専用出品を横取りした・された場合のペナルティの有無について解説いたします。

メルカリ:専用出品の横取りされた→キャンセルはペナルティあり?

専用出品の横取りに対するペナルティについては、出品者および購入者の立場でそれぞれ解説いたします。

出品者の場合

あなたが出品者の場合、専用出品を横取りされたからといって安易にキャンセル申請を行ってはなりません。

というのも、専用出品はメルカリが定めた公式ルールではなく、あくまでもあなたが個人的に行っている独自ルールに過ぎないからです。

あなたが出品者であれば、この真実を肝に銘じておく必要があります。

もしAさんに販売する目的で専用出品を行ったとして、これをBさんが購入したとしてもBさんは何らルール違反を犯してはいないのです。

これはメルカリの公式サイトでは次のように記載されており、さらに赤字・太字で強調されて説明されています。

メルカリは、最初に購入手続きをした方と取引を進めていただくルールです。

■「https://help.jp.mercari.com/guide/articles/263/」より引用

つまり、メルカリではそもそもの問題として「横取り」という行為は存在していないことになります。

もちろん、あなたとしてはAさんに購入してもらいたいという気持ちが強いでしょう。

しかし、メルカリでは「早い者勝ち」が絶対のルールである以上、Aさんよりも先にBさんが購入してしまえば、あなたはBさんと取引を進める義務が発生するのです。

一時の感情に任せてBさんとの取引をキャンセルするというのは、出品者としての義務を放棄することになるわけです。

そうすると、ルール違反を犯しているのはあなた自身ということになります。

メルカリの公式サイトでは独自ルールを理由に取引を進めなかったり、キャンセルしたりする行為を迷惑行為と説明されています。

お客さま独自のお約束・ルールによる「取引を進行しないこと・キャンセルを求めること」は迷惑行為に該当するため、お控えください。

■「https://help.jp.mercari.com/guide/articles/263/」より引用

この場合、Bさんが運営に通報すれば、あなたには何らかのペナルティ(警告・利用制限)が科せられる恐れがあります。

Aさんに購入してもらいたいという気持ちは十分に理解していますが、あなた自身がペナルティを受けるリスクを負ってまでBさんとの取引をキャンセルすべきなのかという点を冷静に判断する必要があります。

自身の正義感とペナルティを天秤にかけて、それでも自らの正義感を貫くというのであれば、それも正解の一つではあると思います。

購入者の場合

あなたが購入者の場合、専用出品を横取りしたとしてもペナルティを受けることはありません。

しかし、いくらルールに違反していないとはいえ、倫理的に問題がある行為であることは間違いないでしょう。

あなたが専用出品を横取りした場合に想定されるトラブルがこちらです。

●低評価を付けられる
●評価コメント欄に批判を書かれる
●取引終了後に出品者からブロックされる
●低評価および批判コメントを見た別のユーザーから警戒されてブロックされる

特に注意したいのが最後のトラブルで、あなたと全く取引したことがないユーザーからもブロックされる危険性があります。

私は取引したことがない相手でも、被害やトラブルを未然に防ぐために怪しいアカウントは事前にブロックしています。

このようなケースでは自分が全くあずかり知らないところでブロックされているため、本当に欲しい商品があっても自身がブロックされていることで購入できないという事態に発展します。

これらのことから、確かに横取りはルール違反ではないものの、不要なトラブルや問題を呼び込む恐れが高いため、避けた方が賢明でしょう。

対策は?

専用出品の横取りを防ぐ対策としては、販売ページや商品画像を差し替えるという方法があります。

例えば、販売ページの説明欄を全て削除したり、商品の画像を無関係の写真(風景など)に差し替えます。

そうすると、他のユーザーからはどんな商品が出品されているのかが分からないため、横取りされるリスクを軽減できるというわけです。

しかし、この対策はお勧めできません。

なぜなら、この行為は「販売を目的としない出品行為」に該当し、明確に禁止されているからです。

メルカリの出品機能を使って、宣伝のみを目的とした出品や、商品を探したりする行為は、取引できない商品だと気づかずに購入される等のトラブルへ発展するため禁止しています。

■「https://help.jp.mercari.com/guide/articles/870/」より引用

また、商品の画像を掲載しておきながら、写真を加工して「売り切れ(SOLD OUT)」や「売約済み」などと記載する行為も禁止されています。

上述した方法は確かに横取り対策としては一定の効果はありますが、明確に禁止されている行為なので、実行するならペナルティを覚悟しておく必要があります。

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